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研究者インタビューのお知らせ! − X線イメージングスペシャリスト ロブ・ルイス(Rob Lewis)先生 −

研究者インタビューのお知らせ!
− X線イメージングスペシャリスト ロブ・ルイス(Rob Lewis)先生 −

ロブ・ルイス(Rob Lewis)先生 2012年度第3弾研究者インタビューは、ロブ・ルイス先生です。
 ルイス先生は、SPring-8で『屈折コントラストX線イメージング法』という手法を使い、ウサギの胎児が呼吸を始める瞬間の"肺"に起こっている変化を、世界で初めて鮮明な動画として捉えた方です。
 この研究成果は、自力で呼吸を開始できない新生児・未熟児などへの対処方法に新たな知見をもたらし、これまで実際に医療現場で行われていた処置法の見直しに繋がりました。

 研究の現場で行われるイメージング実験は、未知の事象を発見するため、また、未解明の事象を明らかにするためのものであって、【命に関わる医療の現場】で、人に直接適用される医療や医学分野の診断技術とは全く違うものだ、とルイス先生は話されます。
 ただし、先生がSPring-8で捉えた画像は、従来とられている手法を変えることに慎重である【命を預かる医療の現場】の関係者でさえ、"これまで無呼吸の胎児に用いられてきた処置方法は有効なものではなかった"と即座に判断できるほど、実際の医療の現場に強い影響を与えるものであったといえます。

 特定の機関や組織に属してお仕事をされるのではなく、『X線イメージング技術』を介し、大学や企業、医療関係者、またその技術を必要とする様々な人達を、分野の境目なく繋げる活動を続けていらっしゃる、ルイス先生。ご自身のことを、『しいて言えば、そうだなぁ、、"X線イメージングスペシャリスト"かな。』と話されます。

 インタビューでは、医療関係者の考えを一新することに至った成果を中心に、SPring-8が持つ利点や、イメージングという手法の利点、そして先生が日本にあるSPring-8に出会ったきっかけなどを伺う事が出来ました。

 ルイス先生のインタビューは、SPring-8チャンネルで10月初旬に公開予定です。お楽しみに。

カテゴリお知らせ投稿日2012年9月 3日 09:07