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SPring-8研究者インタビュー第3弾のお知らせ! - 東京大学分子細胞生物学研究所 豊島 近先生 -

SPring-8研究者インタビュー第3弾のお知らせ!
- 東京大学分子細胞生物学研究所 豊島 近先生 -

豊島先生 7月26日、SPring-8で研究者インタビュー第三弾の撮影がありました。
 私達の生命の営みの多くは、それを構成する細胞や細胞内小器官(オルガネラ)レベルで、さまざまなイオンがやりとりされることによって起こります。豊島先生は、カルシウムイオンを細胞から汲み出すことに係わる“カルシウムポンプ”と呼ばれる膜タンパク質を20年以上追い続け、その構造と、タンパク質がイオンを汲み出す際の動き(構造の変化)を誰よりも早く明らかにされた方です。

 豊島先生のこの研究は、科学雑誌『Nature』に度々とりあげられ、2009年には『朝日賞』を受与されるなど既に広く認められていますが、豊島先生は、今もなお頻繁にSPring-8にいらっしゃって、ご自身の手で更なる研究を進めていらっしゃいます。
 タンパク質の構造が明らかになった」という科学ニュースは良く聞かれます。しかし、『ただ構造が明らかになっただけでは、単なる解剖学で終わってしまう。大事なのは、その構造がなぜそうであるのか、の“理屈”を明らかにし、理解すること』と豊島先生は話されます。

 インタビューでは、先生が研究成果に感じることや、生命現象に関する思い、そして、研究を進めるうえでのSPring-8の存在についてなどもお話を伺う事が出来ました。解析された様々な状態の“結晶構造”をつなぐことによって明らかになったタンパク質の動きも動画として紹介いただけ、制作班も感激の内容となりました。

 『タンパク質の結晶構造解析』という研究から見えてくるものとは何か。私達の体を構成するタンパク質の姿をあいまいさなく明らかにすることの重要性も見えてきます。
 今回の研究者インタビューは、8月中にSPring-8チャンネルにて公開予定です。お楽しみに!

カテゴリお知らせ投稿日2011年8月10日 11:02